”シンプル”に考える
ひとはイメージの動物であるから起きた現象をどのように見てしまうかで対応や生き方が違ってくる。
失敗を、実際より過大に受け止める、危機をより深刻に考えてしまう、そう複雑でない問題を曲げて捉えるなど、これらはよくあることだ。
しかし、どんなに複雑に見えても単純な出来事が組み合わさっているだけだ。
小さなことの積み重ねで、大きく見えているに過ぎない。
どれほど大きく、複雑な問題でも一つひとつをほぐしていくと、それを解く道筋は見えてくる。
そのうちの可能なところから一つひとつ着実に仕上げていくことが大事なのだ。
そんな”シンプル”な考え方から、人生の難問はかなりのところまで解決することが出来る。
『すこ~れ』(豊水)より