昭和天皇の主治医でもあった武藤徹一郎氏(東京大学名誉教授・がん研有明病院名誉院長)のお話を伺って参りました。
2人に1人はガン、3人に1人はガンで死ぬ。世界的に見ると死亡率ではデンマークが1位、日本は27位です。
では、ガンはどれだけ治るか、ガン全体では50%、治癒率の高いガンは、大腸ガン80%、乳ガン80%、子宮ガン80%、胃ガン50%で、治癒率の低いガンは、肺ガン20%、肝ガン10%です。
ガン予防とはいえ、絶対にガンにならないという方法はありません。
ガン予防の情報の質をよく見極め、食品や栄養素はバランス良くとり、生活習慣としての食生活を改善し、通常手に入らないような特別な食品を、高いお金を出して買う必要もありません。
ガン死亡の原因リスクの高いタバコは止めましょうとのことです。
80歳過ぎたら皆さんガン、でもその時は痛みは伴わない、超高齢者のガン死は人の一生の自然な終焉の1パターンであり、超高齢者のガンは長生きの税金のようなところがある。
天寿ガンならガン死も悪くない、攻撃的治療も無意味な延命治療もいらないのだから…。