何かと問題の多い政府の対応ですが、知ってましたか?
尖閣列島漁船衝突問題ですが、政府は『那覇地検の裁量に委ねる』とのことで、外交判断を政治としては地方の検察庁に委ねました。
立法・行政・司法の三権分立のもと、立法は国会が担っています。
行政は内閣及び内閣から各所に出ている行政機関、司法は裁判所を中心とした機関です。
従って、「検察庁」は行政機関なのです。
内閣があって、その中に法務大臣がおり、その法務省の中に検察庁があります。
那覇地検は、法務省の下にある役所であり、この上司が法務大臣、その上が内閣総理大臣となります。
私達はややもすると、地検に委ねることは「司法」に委ねたものと勘違いしていませんか?
会社に例えると、係長が判断したことは、社長が口を挟まない、と同じことです。
彼らの法律知識が足りない!
いいえ、私達も大いに勉強すべきだと思います。