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バーナンキFRB議長講演と世界のマーケット

【バーナンキFRB議長ジャクソンホール講演とマーケットの反応】
注目のバーナンキFRB議長講演でのQE3の言及はありませんでした。
ですから、市場の期待はやや失望に振れています。
【ストラテジー】
去年のバーナンキ議長ジャクソンホール講演がQE2の始まりとしても、「柳の下にドジョウは2匹いない」ものです。さすがバーナンキ議長「経済に対して構造的下振れリスクがある。」と正しい認識を示しました。
QE1、QE2でばら撒いても経済の本質は変えられないんですね。
リーマンショックは1929年の世界大恐慌と根っこは変わらないんです。
当初は世界中でばら撒きをすることで、ショックを和らげました。しかし、今度はばら撒きのツケで各国のバランスシートが壊れてしましました。
始めはアイルランドやギリシャでしたが、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランスと広がりを見せ、とうとう米国と言う世界の屋台骨にまで飛び火しました。
米国も実態はギリシャと何ら変わりはないのです。でも、マーケットは凄い!
この影響が最も少ないのは日本とスイスなのです。為替マーケットは既に織り込み済みでした。
何故日本とスイスなのか?・・・日本は竹中さんのおかげで不良債権を処理し終えており、かつ企業が自己資金を積み上げているのです。
スイスは、ナチスドイツ時代にユダヤ人の預金を集めまくり、その預金者であるユダヤ人が大量虐殺でいなくなってしまいました。預金はあるけど預金者はいない。これって貰ったと同じですよね。だからスイスの金融は強いんです。



  • Posted by TOTO. at 2011年08月27日11:59
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